オフショアでの釣りにまずは手軽にライトジギングから始めたいと考える方もいるでしょう。ライトジギングはジギングと比べて小さな魚を狙うため、おのずと使用するリールは小型化します。この記事では、ライトジギングでどのようなリールを選べばいいか迷っている初心者向けに選ぶべき最強のリールを紹介します。
ライトジギングでのリールを選ぶチェックポイント
ライトジギングは、軽量のジグを使用して主に近海を対象に行う釣り方で、メバルやタチウオ、中型の青物などの魚を狙います。ライトジギングでは、80g以下のジグを使用することが一般的なので、通常のジギングとは求められる性能やスペックが異なります。
リールの種類
ライトジギングではスピニングリールも両軸リールも使えます。キャスティングを重視するならスピニングリール、船釣りで真下をポイントにするなら両軸リールといったような使い分けができますが、初心者であればまずは扱いやすいスピニングリールがおすすめです。
ギア比
ライトジギングのギア比はよく回るハイギアのリールが適しています。ライトジギングでは浅場を狙うことが多くスピード感が重要になるからです。ギア比が高くて巻き上げ力が高いリールを選びましょう。
リールサイズ
ライトジギングに適したリールを選ぶ際は、最低でも200メートルのラインを巻けるものを基準にしましょう。浅場を狙うライトジギングでは、ライン容量が少なめでも問題ないと考えがちですが、実際にはファイト中に予想外に多くのラインを必要とする場合があります。特に、大きな魚が掛かり深場へと逃げていく状況では、十分なライン容量が必要になりますので、できれば200メートルは欲しいところです。
使い心地と軽さ
リールを選ぶ際には、実際に使用感を試し、自分に合ったフィーリングのものを見つけることが大切です。初心者であってもなるべく軽量モデルのリールを選ぶことで、ロッドとラインを通じて魚の動きを敏感に感じ取ることができます。リールの軽さはロッド操作のしやすさに直結し、長時間釣りをしていても疲れにくいという利点もあります。特にライトジギング初心者の方は、使い心地が良く、軽量なリールを選ぶとよいでしょう。
【初心者向け】おすすめ最強のライトジギングリール4選
ライトジギングにおいての「最強」のリールが誰にとっても同じ、というわけではありません。釣りのスタイルやターゲットとなる魚種によって、最適なリールは異なります。ここでは、ライトジギング初心者にとって使いやすい、おすすめの最強リールを4つピックアップしてご紹介します。
ダイワ レガリス
ダイワの人気シリーズで数多くの愛用者がいるレガリスは、コストパフォーマンスが最強のリールです。見た目の良さはもちろん、エアローターやオートマチックドラグシステム(魚の引きでラインが切れるのを防ぐための機能)などが備わっていて１万円かからないほどの価格です。安価モデルのためマグシールド機能は付いておらず、耐久力や強度は少し心もとないですが、コスパを考えれば素晴らしいスピニングリールです。
シマノ バルケッタBB
シマノのバルケッタBBはライトジギングに合わせて作られているビギナー向けのモデルです。リーズナブルでありながらカウンターが付いているので、タナ選びで苦労している人には最強の解決手段にもなります。初心者にはバルケッタ BBの150HGまたは151HGは取り回しが良いのでおすすめです。パワーを引き出したい人には60mmのロングハンドルを搭載した300HGも良いでしょう。
アブガルシア SALTY STAGE CONCEPT-FREE
アブガルシアのSALTY STAGE CONCEPT-FREEはドラグ力が７㎏と比較的高く、パワーハンドルとダブルハンドルの両方に対応しているのが特徴のリールです。浅いところから深いところまで、幅広く狙える汎用性の高いモデルとなっています。ギア比7が多いライトジギング向きの初心者向けモデルに比べると、ギア比6.4になっているのも特徴です。
テイルウォーク ELAN DGⅡ
テイルウォークのELAN DGⅡはカーボン製のシングルハンドルで、初心者でも取り扱いやすい設計になっている両軸リールです。デジタルカウンターを搭載しているのでタナも見極めやすくなっています。リターンレバーなどの細々とした機能があるため、使いこなせるとワンランク上のフィッシングを楽しめます。ライトジギングのエントリーから上を目指したい人にとって最強のリールです。
まとめ
ライトジギングは軽いジグを使うジギング初心者にもおすすめの釣り方です。中型サイズの青物などを気軽に狙うジギングなので、使い勝手の良いリールを使ってぜひチャレンジしてみましょう。ここで紹介した4つのリールはそれぞれが個性を持っていて、ライトジギングビギナーでも使いやすく、活躍してくれる最強リールです。リール選びに迷ったらまずはこの中からリールを選んでみるとよいでしょう。
コメント